スウェーデン語で北極キツネという意味を持ち、ブランドロゴにも使われているのが、1960年に誕生したスウェーデン発アウトドア用品ブランドの FJALLRAVEN(フェールラーベン)。
フェルラーベンの製品は、対応力を備え機能的で丈夫で長持ちし、時を超えて、信頼を受けることをモットーにしており、さまざまな環境や条件下でテストや研究を重ねて実際に使用する立場になって考え作られています。
スウェーデン王室御用達ブランドのフェールラーベン
出典：https://www.rakuten.co.jp/
フェールラーベンは、北欧のオシャレなデザインだけでなく、機能性にも非常に優れていて、アウトドアライフのノウハウを活かし、地形、気候、活動目的から定義した6種類のコレクションを展開。
デザイン性と耐久性にすぐれており子供から大人まで男女問わず幅広い世代が使えるバックになっており、バックパックとしてはもちろん、持ち手が付いているのでハンドバッグとしても利用可能な2way仕様を基本としているものが多い。
また、バッグなどには紫外線に強い素材を使っていたり、防虫に対して工夫をしてあります。ただ軽いバッグというだけでなく、耐久性にも優れているような作りになっているのです。
－この記事の目次－
Kankenバックの始まり
フェールラーベンの創業者がスウェーデンの子供たちに、丈夫で長持ちして軽く、学校の持ち物が全部入るバックパックを作ったのが「Kanken」の始まり。
1970年代後半、当時の小学生のスクールバッグはショルダーバックが主流で、片方に重心が傾くことが原因で背中の痛みに苦しんでいたことがきっかけで、学校でも使用出来る機能性のあるバッグを作ったのが始まりと言われる。
FJALL RAVEN Kanken bag
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ストックホルムの電話帳をモチーフにデザインした。「持ち運ぶ」という意味のスウェーデン語から名付けられたスクエアなフォルムが特徴的なカンケンバッグ。
現在のデイパックの原型とも言われ、30年近くも世界中で愛され300万個以上販売されているロングセラーモデル。ベーシックな16Lのモデル。
背中に負担をかけない背負い心地の良さ。重い荷物を入れて出かけても、負担を軽減させてくれる作りになっている。
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その丈夫さや軽さに加え、環境保護意識を高く持ち地球にも優しいバッグ。シンプルなデザインと豊富なカラーリングが今でも根強い人気を誇っています。
軽さの秘密はビニロンフィラメントという素材と最低限の軽量パーツで作られている。ビニロンフィラメントという素材は、摩擦性、耐久性、耐水性に優れているのも利点の一つ。
デニムや革製品のように使い込むほどに経年変化にともなう生地の風合いが増して味のある表情になっていくことから、長年愛用している人が多いのも特筆すべき魅力。
FJALL RAVEN Re-Kanken
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基本的な構造はベーシックなカンケンバックと一緒で、使用済みのペットボトルを原料にしたリサイクルポリエステルを元に、地球への負荷を最小限にと考えられたバッグなのがRe-Kanken。
ボタン、ジッパー、バックル以外の95％がリサイクル素材で作られており、使わなくなったバッグ自体もリサイクルが可能で、フェールラーベンの思想を最大限具現化した新しいプロダクトとなっている。
世代を超えて愛され続ける普遍的なデザインと機能、丈夫さを引継いでいるので耐久性に優れ、環境への負荷を最大限に抑えている。
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kankenはバッグ正面にkankenロゴが反射素材のワッペンとなっているのに対して、Re-Kankenでは、バッグと同系色の刺繍ロゴとなってるのが特徴。
ロゴ刺繍タイプはシンプルでカジュアル過ぎず、通勤用としても使えるのでメンズにも人気モデルになってる。
FJALL RAVEN Kanken Laptop
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Kankenのノートパソコン専用コンパートメントを備え、プライベートや旅行でも対応できるデザインのモデルなのがカンケンラップトップ。
ノートパソコンがクッションが付いている背中側のポケットに収納するので、大事なパソコンを保護してくれます。
大きなジッパー式開口部を備えたメインコンパートメントに2つのサイドポケットとフロントにジッパー式ポケットを装備し小物などを分けて収納できます。
また、バックポケットの内側に、取り外し可能なシートパッド付き長さ調整可能なショルダーハーネスがある。
まとめ
街中でも見かけるようになってきて定番化しつつあるカンケンバッグのフェールラーベンは、スウェーデンのアウトドアブランドとして世界中に性別問わず愛用者を広げている。
キュートな北欧デザインはカラーバリエーション豊富から女性受けする感じで、一部からフェールラーベンは時代遅れだとか、ダサいという印象を持たれていることも。
とは言え、それ以上に使い勝手の良いスタイリッシュな直線フォルムを持つ、背負っていても疲れにくい機能的かつ丈夫なリュックサックは、一度使えばずっと使い続けたいと思わせる一品です。
