弾むような履き心地が魅力的なドクターマーチンの定番ブーツ

 

英国発のブーツブランドDoctor Martens(ドクターマーチン)は、1945年に創業者のクラウス・マーチンがDr.Martens sole(ドクター・マーチン・ソール)を開発したことがブランドのはじまり。

現在でも耐久性があり履きやすいワークブーツが若者を中心にデザインや履き心地が話題となり、おしゃれメンズファッションの1つとしても人気を得るようになっている。

幅広いコーデに対応できるドクターマーチンのワークブーツ

創業者のクラウス・マーチンがやわらかな履き味を求めてタイヤのラバー素材に空気を入れた、クッション性に優れるソールユニットを発案。

これが後に改良を重ね、歩行時の衝撃を緩和するバウンシングソールの元になっている。

ワークブーツからスタートしたドクターマーチンのシューズは、耐久性に優れており、多少乱雑にあつかっても靴の底がはがれたりする事も滅多にありません。

また、気密性が高いのでソールから水が入ってくる事はないので雨にも強く、耐熱・耐寒・耐摩耗性に優れ、何十年でも履けるほど丈夫なブーツと言える。

クッション性のあるソールにトレードマークでもある靴底を一周する黄色の縫い目(イエローステッチ)が特徴の様々な種類の靴が揃っています。

 

滑らかなスムースレザー

ドクターマーチンのシューズによく使われている素材は、スムースレザー・パテントレザー・ヌバックレザーなど。スムースレザーは、滑らかな光沢と耐久性の高さが魅力。

ドクターマーチンの定番モデルは、ほとんどがスムースレザー製です。キレイめのアイテムに使われているのがパテントレザー。エナメル加工による輝くような光沢が特徴です。

 

歩くたび弾むような感覚のバウンシングソール

革靴は歩きにくいと言うイメージを払拭した、地面から受ける衝撃を緩和する、クッション性の高いソールなのがバウンシングソール。

歩く際の衝撃を吸収するので、弾むような快適な履き心地で、無駄な力を使うことなく歩けるため、長時間の移動の際に履いても足の疲れがでません。

その他に、摩耗に対するソールの耐久性は抜群で、長く履き続けることも可能。

 

自然に身長が盛れる厚底ソール

本来、歩きやすさのために厚くしたものの、自然に身長UPができる、”おまけ”が付いたエアクッション入りラバーソールシューズ。

単体でも、だいたい3センチくらいのナチュラルに盛れる絶妙な高さになり、身長の悩みを持つメンズだけでなく高さが盛れる靴の定番になっている。

また、別売りで販売されている純正のインソールを追加することで、さらに盛ることも可能ですが、ジャストサイズでブーツを選んでいる場合、インソールの使用で履き心地がきつく感じることもあるので、要注意です。

 

ドクターマーチンの気になるサイズ感

ドクターマーチンはUKで表示されていることがほとんどで0.5刻みが無く、細かなサイズには対応していないので注意が必要です。

また、靴の作り基本的に小さめに作られているのと、新品はレザーが硬いこともあり若干細めになっています。なのでワンサイズ大きめを選ぶのがおススメ。

 

ドクターマーチンの中で、最も人気が高いブーツ

タフな雰囲気がグッと高まり、足元にボリュームも出せるため、非常に人気の高いシューズです。ロールアップしたジーンズに合わせれば、これぞといったクールなスタイルが完成します。

革が硬いので履き馴染むまでに少し時間が掛かる場合があるが、そのうちスニーカー並みの履き心地になる。

 

エイトホールブーツ

1960年4月1日生産した日から取り、1/4/60の海外表記から型番に由来するファーストモデルの1460(通称エイトホールブーツ)。

縦に8つ靴ひもを通す穴が開いているタイプで、ドクターマーチンの代名詞と言える定番モデルブーツ。

アッパーにはソフトな感触のスムースレザーを使用しており、かかとのストラップが以前はDr.Martensだったのが、90年代後半から現状のAirWair表記となっている。

 

 

ハイカットブーツの特徴を上手く活用してボリューム感のある足元を演出できるので、カジュアルなコーディネートと合わせたり、デニムの裾をロールアップして履くスタイルがおすすめです。

長く履けばそれだけ味が出る靴なので、定期的な手入れさえしていれば長く履き続けることができる。

1460 8ホールブーツ

 

シックスホールブーツ

艶のあるスムースレザーを使用したエイトホールブーツのローカットモデルな101(通称シックスホール)。

ローカットにすることで足元のオシャレやロングボトムスにもあわせやすく、イエローステッチではなくブラックステッチを採用したこだわりのディティールのスタイリッシュさが際立つモデル。

耐久性や機能面に優れたエア-クッションソール、履き込むほどに足に馴染んでくるスムースレザーなどドクターマーチンを象徴する定番フォルムを継承。

レザーはワックス加工を施した重厚感のあるアニリンレザーを使用。シンプルな仕上がりなので、履き込むと経年変化を楽しめる一足。

101 6ホールブーツ

 

サイドゴア チェルシーブーツ

 

1460ブーツと並ぶ人気がある、ドクターマーチンの滑らかなシルエットとシンプルなディテールが特徴の、サイドゴアモデル2976(チェルシーブーツ)。

サイドゴアブーツとは、履き口の両サイドに伸縮性のあるゴアが施されたブーツで、靴ベラが無くても脱ぎはきが楽なのでノーストレス。

 

 

アッパーはオイル系フルグレインレザーを使用しており、ソフトな質感が特徴。靴紐がないため雨の日にレインブーツとして活用している人いるほど、濡れてもさっと吹くだけで手入れが簡単。

2976 チェルシーブーツ

 

まとめ

ドクターマーチンは、どんなスタイリングにもマッチする汎用性の高い定番ブーツで、同じ身長が盛れるシークレットブーツと違って普段履きとして抵抗感が無いのが大きなポイント。

それなりの重量感はありますので、普段スニーカーメインの方には長時間履いていると疲れやすいかもしれません。

ただしクッション性の高いソールなので歩きづらくなく、履いていくうちに革が足に馴染んでくるので、比較的に重さにも慣れてくると思います。

ガンガン履いても耐摩耗性に優れた丈夫なつくりなので、この機会にぜひ検討してみてください。

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