ワークブーツブランドとしてはもっとも歴史をもったメーカーの一つ、1901年にアメリカのウィスコンシン州で創業した、アメリカ老舗のブーツブランドCHIPPEWA(チペワ)。
木を伐採する労働者の足を保護する頑丈な安全靴として使えるブーツを作ったのがチペワの耐久性に優れたブーツの作りの始まりとなっています。
エンジニアブーツの元祖ともいえるチペアのワークブーツ
チペアのワークブーツは、本場アメリカでも愛用者が多いことで知られています。
アウトドアブームの影響から丈夫で機能的なブーツとしてチペワの人気が高まり、アメカジファッションでとっても重要なアイテムとして名前が知れ渡った。
シンプルなデザインからどんなコーディネートとも合わせやすく、革の質は好みが分かれるものの肉厚で柔らかく、長年履き続けることで渋みを増し上品なブーツへと変化していくのが魅力の一足となる。
またソールにはコルクソールを積極採用したり、インソールにはグッドイヤーウェルト製法で一般的なコルク充填ではなくウレタンフォームを使用。
みんなと同じはちょっとと言う方にもチペアのワークブーツがおすすめ!
-この記事の目次-
ブランド名の由来について
チペワの名称とトレードマークの由来は、アメリカ先住民族であるチペワ族インディアンを指す言葉。
チペワインディアンの居住区でもあったウィスコンシン州チペアフォールズで創業したことにより、ロゴマークにインディアンが使用されている。
Vibramソールをブーツに最初に導入したチペワ
チペワのワークブーツでも八角形の黄色いロゴが入った創業80年以上の歴史を誇り、多くの靴ブランドから信頼されているVibramソールを採用している。
元々登山用のソールとして開発されているので、優れたグリップ力と安全性があり、丈夫で滑りにくく、耐久性に優れているのがポイントです。
ソールの素材・パターンも豊富で、アウトドアやスポーツ用であれば、濡れている地面でもグリップ力を発揮できるようになっている。
ワークブーツでは特に靴への負担が大きいため、耐久性のあるビブラムソールは重宝されています。
Horween社製クロムエクセルレザー
アッパーに使用されているクロムエクセルレザーは、Horween(ホーウィン)社の代表的なレザー。
牛脂等の4種類の油脂をブレンドした特性のオイルを塗りこみ、 皮革に浸透させた牛革で、しっとりとした質感と雨に強いのが特徴です。
ただし、クロムエクセルレザーの革質は吟面が薄すぎることから傷がつきやすいのと、多量のオイルを含んでいるので埃が溜まりやすく、
自然な方法で油脂を浸透させるので色落ち、色抜けが早いなどデメリットな面も。
ですが、革がこなれてくるのが早く普通のオイルドレザーよりも短期間で長年使い込んだような不可思議な風合いを楽しめるのも魅力。
なので、使い込んだ革質のような経年変化を好む人にはともかく、傷を付けたくないと考える神経質な人にはオススメできないレザーです。
チペワ ワークブーツのサイズ感
サイト内の商品詳細ページにあるサイズ換算表は、通常USサイズに対してのセンチ換算であり、実際のブーツのサイズとは異なることが多いので注意が必要です。
また、ブーツとその他スニーカーなどのセンチ表記は異なり、足の形によっては、1インチも差が出る場合もあります。
特にワークブーツ類の場合、足長サイズだけでなく、足囲ワイズの大きさに合わせてサイズ記載されていることが多いため、出来れは直接店舗で試し履きすることをおすすめしますが、
普段履いているスニーカーのサイズよりも-1.0cm~-1.5cmが適正かと思われます。
6 inch Utility Boots
6インチサービスブーツをベースにして作られた、様々なシチュエーションに対応する万能型のワークブーツのユーティリティーブーツ。
アッパーにはフルグレインオイルドレザーにビブラム・タイガムソールを採用。さまざまなコーディネートに合わせやすいシンプルで飽きの来ないデザイン。
履き崩して行くと、本革のくたり感や履き皺(ライン)がいい感じに馴染んでくることで味が出て、それと同時に足にも馴染み、履き心地も抜群になるので、ますます格好良くなります。
11 inch ENGINEER BOOTS
履き口に付属したストラップでフィット感を調整するデザインが特徴なチペワを代表する履き心地に長けているロングセラーモデルの11インチエンジニアブーツ。
足を守ることを前提とした作りが基本で、トゥにスチールが入っているので工事関係者などの安全靴として好まれていたエンジニアブーツ。
無骨な印象と堅牢な作りから、足元が危険なバイカーから熱い支持を受けています。
エンジニアブーツではスムースレザーかスエードタイプの皮革が使われていますが、カジュアルファッションが多い場合は、スムースレザーがおすすめ。
5 inch BRIDGEMEN LACE-TO-TOE
靴紐がつま先近くまできているという意味を持つ5インチ ブリッジマン レーストゥトウ。
普段のスタイルにも合わせやすいデザインで、ホールド感が他のワークブーツよりも高いのが特徴。
10ホールらしく、つま先近くまで靴ヒモを結ぶタイプで、ホールド力が高くフィッティングは抜群です。
アウトソールにはオイルレジスタントのビブラム・クリスティソールを採用して、より強度が高めるための補強も施されており、ワークブーツとしての耐久性も抜群。
クッション性も高く、長時間履いていても疲れにくいベーシックアイテム。
まとめ
チペワのワークブーツは革質が柔らかいので、シンプルなデザインからカジュアル以外にも合わせやすく、履き続けることで足にも馴染んでいく履き心地はブーツの醍醐味と言える。
また、天然の革ならではの色合いや革の持つ独特なしわ感が、手作業ならではの風合いが魅力。
ブーツは定期的に手入れをしていけば余裕で10年以上履くことができるので、ガンガン履いて経年変化を楽しんでもらいたいです。