南カリフォルニア発フットウェアブランドのUGG(アグ)は、一度使うとクセになる履き心地と保温性にも優れているムートンブーツの定番ブランド。
羊の毛皮という意味を持ち、フランス語でムートン、英語だとシープスキンと呼ぶ、ここ数年で冬ファッションの定番として定着したのがムートンブーツ。
極上のシープスキンと快適な履き心地なのがUGGのブーツ
UGG(アグ)のムートンはメンズとウィメンズのどちらもそろえています。
圧倒的にレディースのほうが履いているイメージの方が強いムートンブーツですが、元はサーファースタイルから来ているものなので、どちらかと言えばメンズアイテムです。
UGGのシープスキンブーツは、その洗練されたデザインと保温性、通気性の高さで、世界を代表する人気ブランドです。
一度履いたらやみつきになる心地よさは格別。
裏地にボアが付いているので、見た目から暖かい印象になり、冬に履くのにぴったりなブーツです。
蒸れてしまいそうなイメージがありますが、羊の毛皮の特性で湿気を逃してくれます。
ワークブーツのような見た目からもズッシリとした感じはなく、はるかに軽量でカジュアルな履き心地を実感できます。
-この記事の目次-
ブランド名の由来
もともと1920年代のオーストラリアで羊毛刈り職人たちが足を温かく保つためにシープスキンを履いて作業を行っていたもので、その見た目から不格好なブーツを意味する「Ugly Boots」と呼ばれたのがブランド名の由来となっています。
ムートンブーツの始まりについて
オーストラリアのサーファー達が海から上がった時に足を温めるのに使用し始め、2000年代にアメリカのセレブたちが履くようになったことから流行に火がつき、
今や世界中に多くのファンを持つサーフカルチャーを代表するファッションアイテムの1つとして定着しています。
UGGのシープスキン
UGGが使用しているのは、グレードAと呼ばれる最高品質のツインフェースシープスキンは、軽くてソフトな感触は履き心地の良さとフィット感が優れており、薄いのに丈夫な特徴があります。
ムートンは履きやすいことから、砂埃や雨染みなどの汚れがついてしまうのも悩み。表面のケアは起毛素材ブラシを使うと簡単にケアが出来ます。
UGGでは食肉用の羊の副産物を使用するなど素材の調達にもこだわりがあり、そのエシカルな姿勢も評価されています。
ムートンブーツのサイズ感
UGGのムートンブーツのサイズ表記はUSサイズです。ハーフサイズは製造されていません。
ムートンブーツは内側がモコモコとしていることもあり、普段履いている同じサイズのスニーカーに比べて多少きつめに感じることもありますが、シープスキンは革の性質上少し伸びてくるので、足全体に馴染むよう柔軟性に作られております。
履き慣れてくると内側のボアもなじんで足型に羊毛が寝てくるので、 最初からあまり余裕を持たせてしまうと徐々にかかとが浮いてきてしまい、サイズが大きく感じるはずですので、迷った場合はワンサイズ小さめを選ぶのがおすすめです。
UGG Mens CLASSIC MINI
CLASSIC SHORTよりも短い足首丈なムートンブーツのCLASSIC MINI(クラシックミニ)。
軽さとグリップ力を高めたアウトソールを採用し、長年愛され続けているブーツのベースシルエットはそのままに、より魅力的なアイコンへと進化させました。
コーディネートに取り入れやすい丈が魅力のスニーカー感覚で履くことのできるブーツに仕上がっています。
天然ウールのインソールと、アウトソールには軽くてしなやかなモールドEVAを採用しており、履き心地も快適です。
UGG Mens NEUMEL
チャッカブーツのシルエットに、ショート丈ながらボリュームのあるレースアップスタイルのムートンブーツのNEUMEL(ニューメル)。
ソフトなカウスエードアッパーで足入れもしやすく、軽量で柔軟なEVAアウトソール、ライニングには高品質なシープスキンを使用し心地よい履き心地です。
スエードとボアがミックスされていて、カジュアルな着こなしをワンランク上に導きます。
丈も短く、シンプルなデザインなのでで着回しに使いやすいアイテムです。
UGG Mens classic short
撥水・防汚性をプラスした上質感漂うおしゃれなアグの新仕様モデルのムートンブーツなのがclassic short(クラシックショート)。
ラグジュリアスなツインフェイスシープスキンとスエードのアッパーにはスコッチガードプロテクターを施し、撥水・防汚性をプラス。
軽さとグリップ力を高めたアウトソールを採用し、長年愛され続けているブーツのベースシルエットはそのままに、より魅力的なアイコンへと進化させました。
UGG Mens Waterproof
雨や雪の日に履くとシミになってしまうムートンブーツの欠点を、スエードに防水加工を施したのが、Waterproof(ウォータープルーフ)。
防水レザーに加え、縫い目から漏水しないよう、テープ状にした同素材を縫い合わせるシームシールド構造より水の浸入を防ぎます。
また、アウトソールの厚みも増しており、登山靴などで使われていることが多いビブラムソールを採用しているので耐久性と滑りにくさが向上しています。
もちろん、シープスキンのライニングやインソールはそのままに、ふかふかの履き心地を提供してます。
まとめ
オーストラリアのサーファーが海から上がった時に足を温めるのに使用したのが由来とされているUGGのシープスキンブーツ。
その洗練されたデザインと保温性、通気性の高さで、冬は温かく、夏はさらっと涼しく一度履いたらやみつきになる心地よさは格別。
履き方によっては、ダサくなったり、チャラくなりがちではありますが、シープスキンブーツはデニムと相性抜群なのでコーディネートで使い回しの効くアイテム。
何より脱ぎ履きが楽チンなのも魅力です。