特徴的な始祖鳥がロゴマークになっている1991年に創立したカナダ・ノースバンクーバー発のアウトドアブランドのArc’teryx(アークテリクス)。
現在はアウトドアギアがメインに展開してしつつ、タウンユースのアパレルシリーズも人気になっている、アウトドアファッションには欠かせない人気ブランドです。
スタイリッシュなデザインが魅力!アークテリクスのジャケット
出典:https://www.rakuten.co.jp/
ここ数年、着々と人気を得ており、特徴的なロゴ入りバックパックなど一度は街中でも目にしたことがあるのではないでしょうか?
アークテリクスはバックパックのイメージが強いですが、飽きずに長く使えるアイテムが多いのも魅力的です。
過酷な条件下でも耐えることのできるマウンテンパーカーやフリース、洗練されたシンプルでスマートなデザイン性と高い機能性・耐久性を両立しているジャケットがタウンユースでも活躍。
この最高レベルとも言えるウェア断熱性や防湿性と透湿性で、厳しい自然条件からユーザーを守り、快適に過ごすことができます。
-この記事の目次-
ネーミングスキームについて
アークテリクスといえば高性能なハードシェル/レインウェアも人気アイテムですが、用途や機能に応じてネーミングルールがあります。
超軽量のSL(スーパーライト)
最も軽いもので重量わずか120g、最も重いものでも300gしかないので、体に負担がかかりません。
マウンテンレースなど、できるだけ軽量にしたいアクティビティ向きです。
汎用性の高いAR(オールアラウンド)
ARは汎用性が高く、さまざまなアウトドアシーンで活用できます。「ゴアテックスプロシェル」という、耐久性の高い3レイヤーの生地を使用しているので、耐久性も抜群。
いろいろな用途に、長く使えるように耐久性を重視したモデルで、一番汎用性が高いモデルです。
生地が最も厚いSV(シビア)
悪天候用として作られたモデルで、厳しいコンディションにも耐えることができるハイスペックさが魅力。
過酷な環境を想定し、防水性や耐久性など最高機能を有しているため、価格も一番高くなります。
ALPHA(アルファ)シリーズ
アルファは、クライミングや登山に注目して作られたモデルで、ウエスト辺りに絞りがあり、スタイリッシュなデザイン。
BETA(ベータ)シリーズ
ベータは、お尻が半分隠れるくらいの丈が短めで多用途に使えるデザインのハードシェル。すその前後さもあまり無く、ポケットも両脇にあります。
GAMMA(ガンマ)シリーズ
ガンマは、ストレッチ性に優れた耐摩耗性のあるソフトシェルの柔らかいモデル。
通気性に優れた素材は、ストレッチ機能と、防水用のアウターとして使用した時も、湿度を放出し、快適な着心地を保つのに優れています。
ATOM(アトム)シリーズ
アトムは、ミッドレイヤー(中間着で使用が求められる保温・透湿機能な物)で、濡れに強い化繊中綿「コアロフト」を使用した保温着です。
動きを制限しない立体裁断
ジャケットは全て人体工学に基づいた立体裁断が採用されており、身体の動きに追従してくれる設計になっています。
腕の曲りや動きに合うように形作られているため、ツッパリ感もなく自由な動きも可能にし、動きにくいと感じることはほとんどありません。
アークテリクス サイズ感
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サイズ表記はUS/CA(アメリカ/カナダ)サイズで欧米基準となっているため、日本の一般的なサイズより作りは大きめです。
また、基本的にサイズ表はアウトドアでの使用を想定した、立体裁断を使って設計しているため、ヌードサイズと呼ばれる体のサイズを基準に作られています。
ですので、いつも着ている服より1~2サイズ下を選ぶのがおすすめです。
GORE-TEXウェアは定期メンテが大事
アークテリクスでは防水性を確保するためにGORE-TEX(ゴアテックス)を採用しています。
強力な撥水加工が施されていますが、表面に汚れが付着すると撥水性能は落ちてくるので、定期的なメンテ(洗濯)でウェアの寿命が伸び、その性能を最適化できます。
また、洗濯によってGORE-TEXウェアの機能自体が劣化することはありません。汚れたら洗ってしまいましょう。
洗濯時には、すすぎ不要の石鹸か非界面活性剤を選んでください。できればゴアテックス専用洗剤の使用がオススメ。
注意点として、柔軟剤、香料、漂白剤、染料が含まれている洗剤は使用しないでください。
Zeta SL Jacket
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生地にGORE-TEXを使用した優れた防水/透湿性の超軽量のオールラウンドモデルのゼータSLジャケット。
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310gと超軽量で、ドライな着心地を維持できる裏地を用いない2層構造で透湿性に優れており、
素材はミニリップストップ構造を採用し重量は変わらずに従来より破れに強くなっています。
軽量、コンパクト、効率的にデザインされた本物のミニマリストのハードシェルです。
ATOM AR Hoody
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アトムシリーズで一番保温性のある、防風性、保温性に優れたアウターレイヤーとしてもミッドレイヤーとしても使えるアイテムのアトムARフーディー。
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中綿はダウンじゃなくて化学繊維(Coreloft)なのでモコモコ感はなし。細身でシャープな印象。
フードも小さめなので、ジップを全部閉めても襟周りが大きくならず見た目もスッキリ。ゆえに首周りや顎周りで邪魔にならないので着心地OKです。
シンプルデザインなので切る服も選ばないコスパ最強。
Cerium SL Jacket
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アークテリクスで最も軽量なダウンジャケットのセリウムSLジャケット。
850フィルパワーという超軽量で最高級のグレイグースダウンを用いたスリムなラインが特徴。アウターとしてだけでなく、冬時期のミッドレイヤーとしても着用できるのが魅力。
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暖かさと重さの比率に優れ、非常にコンパクトに圧縮可能なのでパッキングしやすく、破れにくい防風インサレーテッドシェルです。
ATOM LT Hoody
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ARより薄手で脇下の両サイドが通気性のいいアトムLTフーディ。
アークテリクスが独自開発した次世代化繊中綿素材CORELOFTを使用していて、ダウン並みの保温性とダウンには無い優れた速乾性があります。
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脇下から脇腹にかけてのところにわたをいれずに「パワーストレッチ」というストレッチが効いた放湿の強い生地をつかっている点。
胴体や腕の表地に使用されているタフタ生地(Tyono20デニール)はサラサラとしていて肌触りがよく、耐久撥水となっているため、小雨程度であればアウターとしても使用できます。
まとめ
アークテリクスのカラバリ豊富な洗練されたシンプルでスマートなデザイン性と高い機能性・耐久性を両立しているジャケットがタウンユースでも活躍。
どんな悪天候にも耐え得るタフさがあり極寒でのアウトドアにも対応できるスペックは、本物志向のユーザーも好評で、今ではアウトドアファッションにも欠かせないスタイリッシュな魅力あるブランド。
タウンユースがメインなら、SVやARはオーバースペックになり気味。見た目のデザインで選ぶのもいいですが、基本的に街着がメインならLTやSLで充分です。