コーデに合わせやすいメンズのダッフルコートは寒い冬に大活躍

 

キレイめなイメージのカジュアルなデザインが人気のアイテムな冬の定番アウターでもあるダッフルコートは、漁師が着ていたアウターをルーツとし、その後イギリス海軍の軍服として採用されたという歴史を持っています。

学生が冬に着るコートのイメージが定着しているダッフルコートですが、カジュアルスタイルに最適なコートでダッフルコート一枚あれば、着こなしの幅が大きく広がります。

キレイめに仕上げてくれるダッフルコートの魅力


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ダッフルコートの「ダッフル」は生地の名前からきている由来があり、デュフェルを英語読みにしたダッフルからダッフル生地で作られたコートから、ダッフルコートと言われるようになったようです。

ダッフルコートの特徴として挙げられるのは「生地」、「フード」、「トグル」、「ポケット」、「着丈」の5つが挙げられます。

もともと漁師のコートとして着用されていたダッフルコートは、防水性の高い高密度のウール素材で作られており、他のコートとの大きな違いとして、

前身が軍服だったこともあり、フードは帽子の上からでもかぶれるようマチを入れた仕様大きめのデザインに、手袋をしていても入れられるように大きく作られている大容量のパッチポケット。

また、防寒コートとして活用されていたので、身体の面積を保護するために、膝まで長めの着丈。

さらに、冬場にかじかんだ手や厚手の手袋をつけたまま開閉できるように工夫された前をボタンではなくトグルと呼ばれる浮き型の留め具が付いたデザインが大きな特徴です。

 

ダッフルコートの素材


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地厚で風合いが良く防風性に優れたメルトンウール素材が使われています。

ウールの太い繊維の糸を織りあげて生地にし、繊維の隙間を埋める為に圧縮することで厚みを出したフェルトのように仕上げた生地のことをメルトン地、またはメルトン仕上げといい、滑らかな肌触りで風を通しづらく保温性に優れています。

デメリットとしては生地の密度が高いため、加工の仕方によっては重たいことがあります。

現在では、ポリエステルなどの化学製品で作られており、メルトン生地のコートよりもリーズナブルな価格で手に入りますが、ウールやメルトン素材のダッフルコートは、デザインがカジュアルでも品のある印象が与えられます。

また、メルトン素材のコートの手入れとして外出から帰宅したら、コートに付着した毛玉や花粉、ホコリなどを取り除くため、馬毛ブラシや豚毛ブラシを使い、しっかりブラッシングするようにしてください。

 

ダッフルコートの着こなし


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着こなし次第では大人っぽく着こなすことができるアイテムのダッフルコートは、丈の長さやカラーも様々でコーディネートも選り取り見取りなコートで、肩幅が広くすると男性的なシルエットを強調します。

ダッフルコートにはショート丈、ロング丈がありますが、ロングコートはシンプルな着こなしで大人の落ち着いた雰囲気のキレイ目な印象。

それに対して、ショート丈はシルエットが細身になっているので、Iラインのすっきりとした着こなしのスマートな印象を醸し出しています。

ここ数年オーバーサイジングのコートが再びトレンドに浮上。 ゆったりとしたリラックス感と堂々たる威風漂う、大人にこそ似合うコートが戻ってきています。

 

ダッフルコートの定番色について

ダッフルコートのカラーは「キャメル・黒・ネイビー・グレー」が定番色ですが、一番人気の高いキャメルカラーは、色々なスタイルと相性のいいアイテムです。

上品なムードを持っている半面、合わせるアイテムによって印象が大きく変わりますが、キャメルのやわらかく明るい印象を与えてくれる色合いがデニムとの相性も良く決まります。

シックかつトレンド感の高いネイビーは、コーデに合わせやすいアイテム。上品な色合いがキレイめからカジュアルに着こなせる万能アイテムです。

また、大人らしくシックに着こなせる汎用性の高いブラックは、おしゃれな幅が広がる万能なアイテムです。

 

ダッフルコートの由緒あるブランド

GLOVER ALL

1951年に創立したイギリスのコートブランドであるGLOVER ALL(グローバーオール)は、世界的な知名度を誇るダッフルコートをファッションアイテムとして定着させたダッフルコートの元祖というべき歴史あるブランド。

ブランド名は創業当時に扱っていたグローブ(Glove)とオーバーオール(Overall)を組み合わせた造語から由来しています。

model 920/C


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定番モデル512のディテールを残しつつ、日本仕様のサイジングにモディファイしたのがmodel920/C。

素材は「512/C」で採用しているダブルフェイスの1枚仕立てのスリムフィットのモデルで、身幅やアームホールをタイトに、着丈もショート丈に変更しスタイリッシュに着こなせます。

伸縮性もあり軽いのがウリのナイロン混のウールメルトン地を使用しており、肉厚ながら滑らかでしっとりとした風合いが特徴で、よりカジュアル感を出しています。

シックな革の紐を使い、トグルには水牛の角を使用しています。フードストラップでフードの口を絞ったり、開けたりすることがが可能です。

model 920/C

 

MONTGOMERY

現存する最古のコートブランドの1つ、1898年にイギリスで創立した100年以上の長い歴史を持つブランドMONTGOMERY(モンゴメリー)。

ブランド名は、イギリスの英雄であるモンゴメリー元帥がダッフルコートを愛用していたことから名付けられた由来があります。

ダッフルコートといえばモンゴメリーをイメージする人も多く、クラシックなダッフルコートが人気です。

 

Duffle coat WINSOR


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ウィンザー城にちなんで名づけられたモデルのDuffle coat WINSOR。

スタイルをスマートに仕上げてくれる、きれいなシルエットが魅力。スキニーパンツや、スラックスなど、シンプルなコーデと好相性です。

素材にはイギリスで150年の歴史を誇るファブリックメーカーマラリウスのヘリンボーンツイードを採用。

少し長めの着丈と、相反するスリムなボディラインが、タウンユースに最適です。

Duffle coat WINSOR

 

まとめ

秋冬コーデの定番アウターとなっている、大きなフードやトグルボタンが特徴的なダッフルコートは、さりげなく羽織るだけで存在感がありカジュアルで親しみやすい雰囲気を演出してくれるアイテム。

寒い季節だからこそアウターのダッフルコートでオシャレな着こなしたい反面、大人っぽいアイテムを使っても着こなしを間違えてしまうと一気に学生っぽく見えてしまうもの。

ただし、自分に似合うカラーを見つけて、インナーやパンツ、マフラーなどの合わせるもののアイテムを変えるだけで、おしゃれな印象を強くさせることができるというメリットもあります。

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