季節の変わり目に大活躍するアウターとして、春のメンズコーデに最適なアイテムとして取り入れてほしいのにショップコートがあります。
シャツのように薄くて軽い、コートとシャツのいいとこ取りした様な春先にさらっと羽織れて、チェスターコート程かしこまったシルエットではないので、街着としても着こなしやすいカジュアルアウターです。
メンズのショップコートはダサいって思っている?
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このショップコートと呼ばれるアイテムは、エンジニアコートやワーカーズコートを由来としており、エンジニア達が作業中に着ている衣類を汚さない為に、上着の上から羽織っていたもの。
また、作業中の来客に対応する為、汚れた衣類の上から羽織る為に作られたので、全体的にあまり崩れた印象になっているものは少なく、カジュアルすぎない独特な雰囲気が魅力的なアウターです。
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ラフすぎず上品すぎないバランスが絶妙で、肩肘張らず軽快に羽織れるのがショップコートの魅力。元はワークテイストなウエアだったため、今でも古着などではそうした雰囲気のものが多く、ここ数年メンズファッションでは大人気のアウターで、
動きやすいよう作られている分、カジュアルな要素も含んでいることなどから、普段のファッションのアウターとして取り入れる男性にも気温差が激しい春にぴったりのアイテム。
裏地やインナーが付いているショップコートは少なく、基本的に一枚でシャツのように羽織れる裏地なしデザインが多いです。
ショップコートの素材感について
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ショップコートはコーデに組み込みやすく、メンズファッションにおいても便利なアイテム。
デニムや綿、シャンブレーなど多岐に渡りますが、耐久性を持たせるためのハリが有る、しっかりとした生地のものが一般的です。
例えばベージュのショップコートならガシッとしたコットン生地を選ぶか、シャリ感のある生地を選ぶかで印象が大きく変わります。
ショップコートの着こなし感について
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ショップコートはロング丈のコートが多く、上半身は太めのアイテム下半身は細めアイテムでまとめる着こなし方のYラインシルエットを意識した着こなし方が相性抜群と言えます。
コート一着をそのまま着るとキレイめな印象が強いですが、パーカーの上に着てカジュアルに合わせても相性が良い。
カラーリングが多様なので、定番のブルーやネイビー以外にも、いろいろ展開されていますので、目指す雰囲気で使い分けて着こなしてみるのも楽しいです。
MR. OLIVE(ミスターオリーブ)
2003年に創業した日本のファッションブランドのMR. OLIVE(ミスターオリーブ)。
ブランドコンセプトは「Created in japan product of japan」で日本のきめ細かさを題材に職人的物づくりを展開すること。無骨と繊細、相反するもののミクスチャーの意味を込めているそうです。
シンプルでカラーもダークトーンのものが多く細身でスタイリッシュなシルエットのアイテムが多く、そのため服のラインナップはカジュアルからロック、フォーマルと幅広くありますが、
どれもどこか品があり全体的にシンプルなデザインのものが多いため大人の男性にピッタリだと思います。
WORKER’S COVER ALL
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カバーオールといってもワークテイストが強いアメリカンテイストより、欧州の雰囲気を持つ上品なカバーオール。
しっかりとした厚みのある生地で、ストレッチ性もあり動きやすいのもポイントになっています。
素材は高級感があり現代的ですが、デザインベースは1950年代のカバーオールで、身幅はやや広め、着丈も長く裾にかけて広がっていくAラインシルエットになっています。
Johnbull(ジョンブル)
ジーンズ産業が盛んな岡山県で1952年にで創業したジーニングカジュアルブランドのJohnbull(ジョンブル)。
着ることで毎日が楽しくユニークに彩られるようなデザインから、キレイめ系ファッションブランドとして多くの男性から人気を得ています。
ブランドテーマとして掲げているのはワーク服で、70年近い歴史のある老舗でありながら“現代(いま)を生きる”をコンセプトにデニムを中心にしたカジュアル衣料を展開。
丈夫で着心地が良いワーク感を取り入れたオリジナリティあふれるデザインが魅力の、常に時代が求めるファッションの新しい試みに挑んでいるブランドです。
Johnbull ショップコート
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素材が薄く軽いのでシャツコートのようにバサッと羽織れるコート。大きなポケットがあり、荷物の量によって手ぶらで外出できるのも嬉しいポイント。
薄手ながら夏っぽく見えないので、まだ暑さの残る晩夏に秋のニュアンスをプラスできるアイテムです。
まとめ
ショップコートは薄手のサラッと気軽に羽織れるコートなので、1着持っておくといろんな着こなしができる便利な春のアウター。
ワークウエアがルーツなので、ルーズなシルエットとカジュアルな中にもほどよくキレイめな雰囲気があることが人気です。
シンプルなデザインだからこそ、着こなしのコツが気になるところですが、ロング丈のコートには、Yラインシルエットを意識した着こなし方が相性抜群と言えます。
コートとシャツのいいとこ取りした、寒暖差のある季節に街着としても着こなしやすいカジュアルアウターです。