ボタンで留める前開きの簡易なジャケットタイプのものをカーディガンと言い、特に体温調整が難しい季節の変わり目に何を着たらいいのか迷う時にもピッタリですね。
また、季節ごとにあった素材を選ぶことでシーズンを問わず大活躍してくれるので、春秋のアウターとしてはもちろん、オンでもオフでも使うことができる、手軽にコーディネートに採り入れられる便利なアイテムです。
ラフな着こなしでもオシャレに変わるメンズ カーディガンの魅力
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カーディガンの歴史は古く、17世紀のイギリスやフランスに住む漁師達の間で拡がったことが始まりだと言われており、また、カーディガンという言葉が生まれたのは、19世紀のカーディガン伯爵の名前から取ったが由来とされている。
寒暖の調節にも便利でファッションアイテムとして気軽に取り入れやすいのも人気のひとつ。
カジュアルにもフォーマルにも使えるカーディガンは場面を選ばず着用でき、コーディネートの幅も広がります。
ニットカーディガンの代表的な素材
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ニットはカーディガンで最もメジャーな素材。ニットとは1本の糸でループを作りながら編まれた生地のことを指す。
また、ニットは糸に使われる繊維によって出来上がりが異なり、種類は大きく分けて天然繊維と化学繊維がある。
天然繊維として羊毛のウールニット、ヤギの産毛であるカシミヤニット、化学繊維にはレーヨン、ナイロン、セーターによく使われるアクリルなど種類も豊富。
そのため、素材によっては暖かさや肌触りなど着心地の良さにも違いがありますので、素材は春夏はリネンがブレンドされているもの、秋冬はメリノウールのものを選ぶと良いです。
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ウールニットについて
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ウールは毛足が長く弾力があるので、ふんわりと厚みのある風合いが特徴。羊毛は縮れているので空気をたくさん含むことができ、保温性の高いカーディガンが多くなっています。
湿気も吸収してくれる優れもので、夏は湿気を取り込んでさらりと涼しく着ることができ、冬は乾燥からお肌を守ってくれます。
ハイゲージニットについて
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毛糸が細く一見編み目の分からない、細かく密に編み込まれた状態のこと。薄手ですが細かく編んでいる為、編み目が目立たずスッキリしており、コーディネートもしやすい代表的なニット。
また、薄手なのでかさばらない為アウターの下にも気軽に合わせることができるのも特徴でので、季節に合った素材を選べば、様々なシーズンに対応してくれるのがハイゲージニットです。
アクリルニットについて
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合成樹脂を原料にしており、布製品はその樹脂を繊維に仕上げているのがアクリル繊維です。
ポリエステルやナイロンと共に3大合成繊維と呼ばれており、ウールのようにふっくらとしており、厚みがあって柔らかいのが特徴。
カシミヤ風の柔らかい物からモヘヤ風の粗い味の物まで自由に作る事が出来るのが魅力な生地ですが、化学繊維には、動物繊維が持つような保湿性がありません。
ニットカーディガンの種類について
Vネックカーディガン
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一番オーソドックスな形がVネックカーディガン。
襟ぐりの間隔をスリムに設定されたVネックカーディガンは、シャツとの相性が抜群。この仕様によりネックラインが浮かず、顔周りをすっきりと見せる効果があります。
フォーマルな服装の際にも使用できる万能アイテムですが、Vネックカーディガンを使う場合は足元やインナーなどで強弱をつけてみるのがオススメです。
ラップカーディガン
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通常のカーディガンの違い、フロントボタンが無いカーディガンのことで、ボタンがなく包み込むように着ることからラップカーディガンと呼ばれます。
前立ての部分がスッキリとした印象となり、ゆったりと着こなせるので、優しい雰囲気が出しやすいというメリットがあります。
ショールカラーカーディガン
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ショールをかけたようなデザインのヘチマ襟とも呼ばれる襟元にボリュームがあるのが特徴で、ショールとは、スカーフやストールのような肩掛けを掛けた時のように見えることから名付けられました。
やや太めに作られた襟元がコーデに重厚感を与え、大人っぽさを演出。カットソーに羽織るだけで男らしい印象になります。
ロングカーディガン
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カーディガンの存在感が目立つデザインなのがロングカーディガン。
レディースのイメージがありますが、縦のラインを強調してくれるファッションアイテムです。目線を縦に流すことで、すらりとした印象を与えることができる。
着丈は、長ければ長いほど着こなしが難しくなりますので、Yラインシルエットを意識したバランスを取ったコーデがオススメです。
SHIPS(シップス)
セレクトショップのSHIPSは、1975年に上野のアメ横に一坪半の輸入カジュアル衣料を扱う三浦商店として始まり、現在のSHIPSに変わった1977年に1号店となる銀座店をオープン。
ブランド名は船舶で運送を行う意味となる=SHIPS(シップス)を変化させたものから由来しています。
“STYLISH STANDARD”をブランドコンセプトに、清潔感あるスタイルから全体的に大人っぽく落ち着いた雰囲気でトラディショナルなイメージがあり、
大人向けなキレイめコーディネートが主体となっていますが、幅広い年齢層からも支持されています。
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まとめ
昼間の時間帯の外出時にコートやジャケットなどのライトアウターは、暑くて脱ぐと荷物になってしまうのが難点。
その点、カーディガンは着脱が簡単で、肌寒い時はサッと羽織ったりと温度調節がしやすく、袖をロールアップしたり着こなし方も色々で、腰に巻いたり、肩掛けにすれば手荷物にならないので、動きやすい。
いろんな着こなしに合わせることができるカーディガンは、メンズのコーデの幅が広げられる頼れるアイテムで、春や秋などはもちろん、冬でも使い込める、持っておいて損なしの1着です。