着るほど愛着がわくヴィンテージ感満載のオイルドジャケット

 

冬のトラディショナルな着こなしには欠かせないアイテムのひとつにオイルドジャケットがあります。

生地の表面に油を塗り込み、表面に光沢や防水性や保温性をもたせた頑丈なジャケットのオイルドジャケットは、ワックスジャケットとも呼ばれている。

着ている間にオイルが抜けてしまったり汚れを含んだオイル自体がビンテージな風合いになるので、ジャケット全体の経年劣化を楽しむことができます。

男くさいディープな魅力があるオイルドジャケット

 

オイルドジャケットを例えるなら、頑丈ゆえの物持ちの良さと無骨さすら感じられる男らしいデザイン。

粗野で無骨な雰囲気の中にもクラシカルで洗練された表情を見せる、オイルが染み込んだツヤ感が男らしい渋さを醸し出します。

但し、独特の臭いとベタつきから街中ではTPOに気を付けなければならない等、さまざまなことを言われて、着るのを敬遠していた方も多いかもしれませんが、最近のモデルには、思ったほどオイル臭さや生地のベタつきも少なく、比較的着やすく仕上がっている。

ひと昔前まではオイルドジャケットは、匂いがきつく、一部の好き者が好んで着る感じでしたが、最近のものは、オイル臭さはほとんどしないワックスを使っているので、メンテナンス性は格段にあがりました。

 

オイルドクロスについて


出典:https://www.rakuten.co.jp/

オイルドジャケットの最大の特徴とも言えるのは、素材にオイルドクロスを使用しているところ。

オイルドクロスとは別名ワックスドコットンとも呼ばれ、もともとは、帆船の幌で使われていたのをヒントにした、緊密に織り込まれた上質なコットン製の布地にオイルを何層にも重ね、染み込ませた防水生地のこと。

化学繊維では真似できない高い防水生と通気性、そして耐久性を実現。きちんとメンテナンスすれば、長く着られるのが特徴。

レザーなどは手入れに気を付けなければいけませんが、オイルドクロスは多少雨に濡れても問題なく、独自の防水オイルを施した生地は、他にはない渋い質感が魅力。微妙な艶感とこなれた雰囲気があります。

 

オイルドジャケットのメンテナンス


出典:https://www.rakuten.co.jp/

日本と同じく雨の降る機会の多い本場イギリスでは、多少の雨ならレインジャケット変わりに防水性に優れているオイルドジャケットを着るそうです。

オイルでコーティングすることで耐久性を高めた生地を使っているため、汚れたままや、濡れたままにしておくと格好のカビの温床になります。

長く使うためには、普段のメンテナンスや定期的なクリーニングにも気を付けてほしいので、ジャケットを濡らすのは避けたいところ。

オイルドジャケットは、表面にオイルコーティングがされているため、洗剤や石鹸を使うとオイルコーティングが剥がれてしまいますので、洗濯は基本NG。

 


出典:https://www.rakuten.co.jp/

通常のメンテは、着用された後は風通しの良いところでハンガーにかけ、陰干しをしてあげると良いです。

また、汚れやほこりが気になる場合は、まず、ブラシを使って払い落し、それから水を含ませたスポンジで表面を軽く拭き取ります。

どうしてもオイルの匂いが気になる人にオイル抜きする方法もありますが、せっかくのオイルドジャケットが台無しになり兼ねないので、おすすめはしません。

 

本来は大事に着るのではなく雑に扱うもの


出典:https://www.rakuten.co.jp/

個人的にですが、もともと防水作業着としてつくられたものなので、多少の汚れがついたら、固く絞った雑巾とかで拭き取るだけの方が、本来の経年変化を楽しめるかもしれないので、ある程度、雑に扱えるのがオイルドジャケットとしての魅力かもしれません。

 

Barbour

 

1894年、スコットランド出身のジョン・バブアー氏がイングランド北東部の港町サウスシールズで創業した老舗ブランドのBarbour(バブアー)。

主に悪天候の下で働く漁師や港湾労働者が着る防寒着ために作られた、オイルドクロスいう上質な布にオイルを染み込ませた生地を提供したことに始まる。

ロイヤルワラント(英国王室御用達)のブランドとしても有名で、オイルドクロスのジャケットと言えばまずバブアーの名前が思い浮かぶ方が多い人も多く、

伝統と品質を守り抜いているものづくりの確かさが、ブランドタグに印刷されているロイヤルワラントマークに証明されています。

現在では、オイルドジャケットやライダース・ジャケットだけではなく、メンズ、レディース、キッズでさまざまな製品を展開しており、ファッションアイテムとしても注目を集めている。

 

BEDALE SL


出典:https://www.rakuten.co.jp/

ベストセラーとも言える、1980年に発表された乗馬用ジャケットのBEDALE(ビデイル)。

その定番のBEDALEのスリムフィット版。従来のモデルに比べ、細身のシルエットでスマートな印象となっています。

日本人に最適なモデルで、タイトな着こなしが好みなら34サイズがおすすめ。また、厚手のインナーを着るなら36サイズがおすすめです。

Barbour BEDALE SL

Belstaff

 

1924年にイギリスのウエストミッドランズ州で創業した、Belstaff(ベルスタッフ)は、ライダースジャケットの原点を作ったブランドとしても有名です。

モーターバイクウェアやパイロットウェアと言った防水衣類の製造から始まり、各ジャケット用の生地に、世界に先駆けて上質なエジプト綿にワックスを浸透させたことで、防水、防風、透湿、剛性に長けたワックスコットンを使用したことでも有名。

ベルスタッフのワックスコットンを使用したジャケットは、透湿・防水性と生地剛性が評価され、ライダーはもとより、漁師や港湾労働者、パイロットなど、過酷な環境で使用する人々から高い人気を得ています。

 

ROAD MASTER


出典:https://www.rakuten.co.jp/

伝統的なトライアルマスターをモダンなシルエットにして、1981年に発売されたブランドの代名詞的なROAD MASTER(ロードマスター)。

タイトなシェイプで体にフィットして一体感が感じられるヨーロピアンライダースジャケットで、通常着ているサイズのワンランク下を選ぶのがベストです。

Belstaff ROAD MASTER

 

まとめ

独特なオイルの匂いが好きな方も多い、アウトドア向けアイテムらしい高い防水性・耐久性を持ち、しっとりとした質感と光沢感のオイルドジャケットは、もともとアウトドアに特化したジャケットだからこそ、その機能性も抜群です。

独自のオイルをしみこませた生地は丈夫で、一度着ると手放せなくなってしまう愛好家の多く、カジュアルな服装にも合わせやすいのが魅力。

クラシカルで洗練された表情を見せるジャケットは、着用するにつれてオイルが落ちていくので、メンテナンスを施せば経年変化の進行具合と共に長く愛用できます。

SNSでもご購読できます。