リラックスしたい休日に快適なクラークスのデザートブーツ

1825年に設立されたイギリスの老舗ブーツブランドのClarks（クラークス）は、イギリスで知らない人はいないと言われるカジュアルシューズの世界的ブランドにまで成長。

多くのブランドからリリースされているデザートブーツですが、そのルーツはクラークスと言われていて、コストパフォーマンス的にもハイブランドと遜色のない最高の履き心地を実現しているブランドです。

ラフに履いてもサマになるのがクラークスのデザートブーツ

クラークスの中でもワラビーブーツと並ぶ定番のデザートブーツは、プレーントゥシューズよりもカジュアルな靴なので、スニーカーよりも大人っぽい印象になります。

上質なスウェード素材やレザー素材で作られる靴はカジュアルコーデに相性がよく、長年変わらないプレーンで飽きの来ないデザインは、男女を問わず幅広い年齢層の方から支持されている人気のショートブーツです。

－この記事の目次－

デザイン的にはチャッカブーツに似ていますが、チャッカブーツはスムースレザーのドレスアップ向けでデザートブーツはスエードレザーカジュアル向けなのが大まかな違いです。

基本アッパーは柔らかい革で、アッパーとソールの固定をステッチダウンで縫い付けており、丸みがあるトゥやヒールに芯が入っていなく、ライニングも施されていません。

履き始めから足なじみが良く、名前にもなっているデザート（砂）が入らないようにくるぶしほどの丈で、通常2か3対のシューホールが設けられ、アウトソールにはラバーソールが搭載されている。

ゴムの木の樹液からつくられる天然ゴムをクレープラバーと言い、染色されていない天然クレープラバーは、ゴムそのままのベージュに似た淡い茶色している。

メリットとして、天然の生ゴム特有のクッション性ある反発力が足の裏側にふんわりとした感覚は、合成ゴムの靴底では絶対に味わうことの出来ない履き心地を味わうことが出来る。

デメリットとしては、天然素材のため、夏場の炎天下に路面が熱されるとゴムが溶けてベトベトしたり、ソールが汚れやすいのと、半年ほど経過すれば柔らかさが半減してしまうこと。

また、乾いた路面では高いグリップ力を誇りますが、雨など水に濡れた路面では滑りやすいので、その点を含めて夏場や雨の日など履く日の条件さえ覚えればよりファッションを楽しむことが出来ます。

その他に、デザートブーツにはソール交換が難しいスティッチダウン製法が採用されていますが、クラークスでは中底を付けることでソール交換が可能になるとのこと。

スエードは表面が毛羽立っているので汚れが良くつきやすいので、履いた日はしっかりブラッシングしたいところ。

ワックスやクリームなどを使った手入れは不要ですが、一度絡みついた汚れは早めにとってあげないと定着して取れにくくなります。

洗濯する方法も有りますが、基本は面倒くさがらずシューレースを外してから汚れを掻き出すように丁寧なブラッシングをすること。

その際、あまり強くこすると起毛が取れてしまうので優しくブラッシングするのがコツ。

ブラシは馬毛ブラシが最適ですが、無かった時は使い古した消しゴムや歯ブラシでも代用する事が出来ます。

ブラッシング後は防水スプレーするのが本来の手入れと言えますが、このブログでは雨天時はスエードブーツを履かないのを推奨していますので、省略しています。

出来れば販売店で試し履きするのがいいのですが、クラークスデザートブーツを通販で購入したい時はサイズ選びは重要。

日本で流通している正規ルート品はUK規格のため、UKサイズも日本サイズと同様に0.5刻みのサイズ展開になっていますが、
並行輸入品の場合はUS規格品が多いので注意が必要になります。

販売サイトでは普段履いているスニーカーよりも若干小さめなサイズを選ぶことを推奨していますが、比較的幅狭めで甲が低めのため、幅広・甲高の方なら普段履いているサイズよりワンサイズ大きめを選ぶのがベストかも。

チャッカブーツを元にして1950年にリリースした、今ではワラビーと並び定番モデルとなっているDESERT BOOTS（デザートブーツ）。

アッパーには肌触りの良い上質なカウレザーのスエードを使用。ライニングがないため、革本来の柔らかさをダイレクトに感じることができます。

また、アッパーの革を外側にひらき、直接ソールと縫い付けるステッチダウン製法はアウトソールの反りがに良く、歩きやすさを考慮してゴム製のクレープソールは地面から弾むような履き心地を提供してくれる、使い勝手が最高に良いブーツ。

クラークスは、大人の為の大人のブランド。オン・オフどちらでも使えるブーツとしてのクオリティが高いので、本当にコスパの良いブランド。

ヨーロッパ系ブランドであるにも関わらず、日本人の足の形にとてもよく合っていて、下手なスニーカーよりも歩きやすいのではないかと思えるほどクラークスのデザートブーツは歩きやすさに尽きる事と言えます。

素材の種類やカラーも豊富なので、何足も買い揃えている人もいれば、全く同じ色をリピートしている方も居るので、この機会に是非とも魅力的なクラークスをチョイスしてみてください。