どこか無骨な大人のブーツという雰囲気を持つBUTTERO

イタリア語でトスカーナのマレンマと言われる沼沢地の牛飼いを意味を意味する、1974年に創業したレザーハイブランドのBUTTERO(ブッテロ)。

イタリアのクラシックブーツのシンボルとして、さらにはモッズブーツの代表格としての地位を確立しており、今でもウェスタンスタイルを色濃く残すクラシックブーツブランド。

そんなBUTTEROのレザーブーツについて紹介します。

ハードに街を歩くには持ってこいのBUTTEROマウンテンブーツ

出典:https://item.rakuten.co.jp/

BUTTEROでは毎年カントリーウェスタンや乗馬をテーマとしたブーツをリリースしていますが、

各テーマはブランド独自のセンスによって都会的にアレンジされています。

あえて手を加え過ぎない仕上げのイメージは非常に粗野で無骨ながら、シルエットや細かなディテールは非常に洗練されており、

適度なボリューム感のある冬スタイルを好バランスに仕上げてくれます。

その他にもファッショングッズを生産、販売し、今やトスカーナを代表するブーツブランドとして世界中で愛されています。

 

BUTTEROの特徴について

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BUTTEROのブーツはデザインは落ち着いたものが多いですが、時代の流れをくみ込んだモデルを常に発表している。

ワークブーツ同様ファッション面でも人気があるマウンテンブーツはその名の通り山などアウトドアで履く事を目的にしたもの。

BUTTEROが手掛けるマウンテンブーツはスッキリしたデザインに全体的なフォルムとして、

つま先にはボリュームを付けて、一度くびれさせて足首までつながっていく感じで、

アウトドアより街中でのファッションアイテムとしてアレンジされたものになっている。

また、天然の本革を手作業で染めたアッパーは使うほどに味わいを増していくことで、

程よい光沢感とマットな質感はブーツユーザーを魅了している。

履き始めは馴染むまでは履くのがちょっと大変ですが、

磨いて使うというよりもガンガン履きこんでいって、育てていく方が似合う。

 

BUTTERO ナチュラルタンニングレザー

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BUTTEROの世界観を決定づける重要なファクターは、なんといっても皮革の質感です。

ブランドの要であるレザーはトスカーナ郊外のサンタ・クローチェで加工されたナチュラルタンニングレザーを使用。

伸縮性があまりないというデメリットはありますが、重厚で頑丈、小さな傷などは時間の経過とともに消えていくという優れた素材を使用している。

素材の良さを活かしつつ履き込むほどに風合いが増し、経年変化を楽しめるというのも忘れてならない魅力的な良質な皮革は、

ブーツだけではなくバッグやジュエリーなど様々なものにも使われています。

 

BUTTEROブーツのエイジング感

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新品には新品の良さがありますが、植物タンニンなめしの良さは使い込んでいくことで革が柔らかく色艶が増してくるので、エイジングが楽しめることに尽きます。

イタリア産の植物成分でなめしたナチュラルタンニングレザーは、水質や土壌の違いから日本では出せない色合いが魅力です。

 

BUTTEROブーツのお手入れ

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ナチュラルタンニングレザーは時間が経つ程に光沢が強く出て、適度なシワの寄り方が見られるのが特徴と言えるもの。

帰宅したらレザーブーツを馬毛ブラシで汚れ落としのブラッシングするだけでも磨き方でより美しさが変化します。

植物タンニンなめしのデメリットは雨に弱く、変色・変化が激しいため、ブラッシングと共に月に数回クリームでお手入れは必要です。

 

BUTTEROのサイズ感について

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イタリアブランドのため、欧州サイズ表記になっており、ブーツのサイズ選びで重要なのはワイド(幅)が細いことにある。

甲高な人や足幅のある人はサイズアップすることになりますが、履いた状態で踵に1cmくらい余裕があると靴擦れの原因にも成り兼ねないので、

その場合はインソール(中敷き)を利用してサイズ感を調整するのがオススメです。

 

 

BUTTEROのおすすめモデル

トレッキングブーツがベースとなった、重厚ながらも細身なシルエットは、コレクション毎にデザインが加わり、毎年高い評価を得ている定番ラインのCANALONEシリーズ

 

BUTTERO B4950

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無骨で男らしい印象を与えるサイドジップブーツのB4950。

マウンテンブーツをベースに、サイドジップへとアレンジしたモデルで、ブーツ着用の難点といえる脱ぎ履きの際の紐をサイズジップ仕様にすることで、ストレスから解消してくれます。

タウンユースを意識して作られたマウンテンブーツは、360度の重厚なステッチを施しながらも、細身のラスト「CANALONE」と控えめのウエルトでスマートなシルエットを実現している。

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インサイドにジップがついていますので脱ぎ履きも簡単です。ソールはvibram社のタンクソール型のスポンジソールを使用することで見た目の重厚なボリューム感とは違い、履き心地の良いクッションの利いた仕上がり。

厚みのあるカップインソールは足に馴染む感覚がしっかりわかり抜群のフィット感に加え、上品なスムースレザーが放つ独特の光沢感もグッときます。

ボリューム感を抑え、都会的で上品なトレッキングブーツに仕上げています。

BUTTERO B4950

 

BUTTERO B4382

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BUTTEROのトレッキングブーツの定番CANALONEのスタンダードモデルB4382。

大人のトレッキングブーツと言った感じのフォルムのサイドジップの無いタイプでシンプルかつスッキリと仕上がっているモデルです。

イタリアブランドらしくボリューム感をやや抑えて都会的なトレッキングブーツに仕上げており、存在感がありながらも足元をすっきりとシックにまとめてくれる大人のトレッキングブーツ。

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シューレース金具のカラーがシルバーになっていて、よりクールな印象を持ち、くるぶしの部分のクッションで優しく足を包み込み、程良いボリュームが無骨さを演出しています。

タウン用としても使いやすい安定感・機能性・クッション性全てにおいて定評のあるビブラム社製のソールを採用していることで、軽量とグリップ力をプラスしているマウンテンブーツは、まるでスニーカーのような履き心地は、ガシガシと履きこんでみたくなるブーツです。

BUTTERO B4382

 

まとめ

BUTTEROブーツはエレガントな仕上がりながら、その重量感の有る見た目から、どこか無骨あるデザインが魅力的。

ナチュラルタンニングレザーは、伸縮も少なく型崩れを防いでくれ、小さな傷なら時間が経つと消えていくという特徴もあり、革に対するこだわりを感じるブランドです。

はじめてブッテロのブーツを買うのであれば決して安い買い物ではないので、出来れば店頭で試着をするのをオススメします。

また、ブーツは重い分、サイズが合わないと靴擦れの原因に成りやすいので、インソールでカバーすれば、定評のあるビブラムソールは柔らかいので、履き心地がより向上します。

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